2007年12月29日

"Open All Night" The Georgia Satellites (1988)

オープン・オール・ナイト
ジョージア・サテライツ
ダブリューイーエー・ジャパン (1988/07/25)
売り上げランキング: 248016


暮れも押し迫ったこの頃、今年最後の更新は、、、

80年代後半に突如現れたロックンロールバンド、ジョージア・サテライツのセカンドアルバム、『オープン・オール・ナイト』を紹介しましょう。

評論家筋では1stの評価の方が高いようですが、個人的には2ndのこれが一番気に入っています。
彼らが登場した80年代後半、多くのギタリストが速弾きに走る中、各駅停車並みのスピードでありながら絶妙のグルーヴを醸し出すルーズなツインギター。一曲目のタイトルチューン『オープン・オール・ナイト』を聴けばわかっていただけるでしょう。

このアルバムの特徴は彼らの敬愛するフェイセズのイアン・マクレガンが参加していることです。ロックンロールのピアノの魅力を存分に発揮して、とてもいい味を出してます。

ダン・ベアードとリック・リチャーズのそれぞれ持ち味の異なるボーカルもバンドの魅力の一つでしょう。
粘着質なダンのメインボーカルがほとんどなのですが、"Whole Lotta Shakin' Goin' On", "Hand to Mouth"などで聞かれるハスキーでワイルドなリックの声がアクセントになって、バラエティに富んだ構成になっています。

シンプルでストレートなロックンロールが彼らの信条。その姿は、まさにロックンロール馬鹿一代!

残念ながらバンドは解散してしまいましたが、
「ロックンロールは永久に不滅です!」
そんな言葉の似合う数少ない正統派ロックンロールの継承者でした。



ググってみました
『H-Dとアメ車で釣りを?』


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2007年12月15日

"The Nightfly" Donald Fagen (1982)

The Nightfly
The Nightfly
posted with amazlet on 07.12.15
Donald Fagen
Warner Bros. (1990/10/25)
売り上げランキング: 17291
おすすめ度の平均: 5.0
5 心地良い飛行
5 最高傑作数々あれド!
5 完璧!


ぐっと雰囲気を変えてド渋の一枚を。
ドナルド・フェィゲンのソロ1作目『ナイトフライ』です。

ドナルド・フェィゲン知らない人でも1曲目の "I.G.Y." が流れてきたら、「あ、これ聞いたことある」となるのではないでしょうか。

洗練された都会的なサウンド。妙に心に残るメロディー。全体的に洒落た空気の漂うアルバムですが、なんか最後のだけちょっと雰囲気が違うんですよね。
はじけているというか何というか。
それが気になって最初と最後しか覚えてないような...。

じゃあ名盤じゃないじゃん!て声も聞こえてきそうですが、全体的に素晴らしい出来だった印象は残っているっていうことで。
やっぱ最初と最後に注目!かな?



ググってみました
『kisatonomori blog』
『関心空間』


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ラベル:Donald Fagen
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