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押尾コータロー
EMIミュージック・ジャパン (2002-07-10)
売り上げランキング: 23167
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特別企画ピカイチ邦楽道場をお届けします。
日本が誇る超ウルトラハイテクギタリスト、押尾コータローです。
こういうと、テクニックありきの難解な音楽を想像する方もいるかもしれません。「スゴいのはなんとなくわかるけど、だからどうしたの?」みたいな。
また歌なしのインストゥルメンタルというのも仕切りが高いように感じてしまいます。
私もギターは好きだけどインストはちょっと、という一人でした。
でもアマゾンとかのレビューを見ていると、自分が敬遠していたギターインストとはちょっと違った雰囲気がありそう。
そして手にしたこのメジャーファーストアルバム。
テクニックがスゴいというより、メロディーがいい印象を受けました。"Breeze" や "Blue Sky" の爽快なドライブ感、"ティコ" や "黄昏"、"木もれ陽" の胸を締め付けるような哀愁と郷愁。どれをとっても情景が目に浮かぶような表現力があります。
圧巻は、カバー曲の "戦場のメリークリスマス" とオリジナルの "Hard Rain"。どちらも彼の代表曲といっていいでしょう。
戦メリの斬新なアレンジは誰にも真似のできない唯一無二の境地に達しています。最初聴いた時は「何なんだこれは!」という凄い衝撃を受けましたが、今ではこうじゃないと物足りなくなってしまいました。
"Hard Rain" はファンの間では言わずと知れたライブの目玉の一つです。このアルバムでは2回の演奏を重ねて一味違った雰囲気を醸し出しています。
これ以降私はギターインストに大きく傾倒していくのですが、まさにそのスターティングポイントとなった一枚。
ギター小僧はもちろん、そうでない人もぜひ一度お試しください。
ググってみました
『kasokage』
『軽音楽談話室(廃屋)』
試聴はこちら
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ラベル:押尾コータロー
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