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SMJ (2010-09-22)
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年明け早1週間が過ぎようとしています。
気がつくと4月のJTから時が止まっていますがそれでも更新を待ち続けてくれる人がいる。
本当にありがたいことです。
昨年よく聴いたものと言えば、ヘビーローテーション→AKBとなってしまいそうですが、洋楽入門を掲げる身としてはそうも言ってられない。
若い女の子達の誘惑を振り切って(?)、ラテン系のヘンなオジサンに清き一票を(別に「総選挙」を意識してるわけでは...十分あるか)。
カルロス・サンタナ入魂のロック・クラシック・カバーアルバム、その名も『ギター・ヘブン』。
サンタナと言えば最近ステージ上でのプロポーズが話題となりましたが、敬虔なヒンズー教徒としても有名です。
音楽的には、『哀愁のヨーロッパ』に代表される泣きのギターと、ラテン系のフレーバーを取り入れた独自の音楽感で多くのファンを魅了しています。
このアルバムですが、1曲目の『ホール・ロッタ・ラブ』からギターサウンド全開でキターッ!
これだけでも買ってよかった気にさせてくれますが、もちろんそれだけじゃない。
ほとんどの曲がオリジナルのテイストを残したまま旨く料理されています。
『サンシャイン・オブ・ユア・ラブ』のリフもほとんどそのまんまやんけ!!
極めつけは『スモーク・オン・ザ・ウォーター』。多くのギター小僧がこぞってコピーしたイントロを、あのサンタナがそのまんま弾いている!?しかもそれが彼の作品としてリリースされるなんて!!!
ヒデキ感激!!! (知ってる?)
やってくれるぜ、サンちゃん!
ギターマガジンのインタビューにもありましたが、どの曲もオリジナルの雰囲気を壊さず原曲へのオマージュが感じられます。それだけにオリジナリティに疑問を呈する声もあるようですが、文句なし良いものはいい!
『スモーク・オン・ザ・ウォーター』のイントロは、やっぱこれが聴きたいでしょ?
唯一残念なのは日本盤ボーナストラックのZZTOP。サッカー日本代表と同じく世界で活躍できるよう頑張ってほしいものです。
しかし、なんともうれしいアルバムをリリースしてくれたものです。
ロック界の大御所の最新作にして入門に最適な一枚。
理屈はいらない。良質な音楽がそこにある。
すべてのロックファンに聴いてほしい新たなバイブル。
AKBにうつつをぬかしてないで、みんなこういうの聴こうよ。
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