2009年01月31日

"Billy The Best" Billy Joel (1985)

ビリー・ザ・ベスト
ビリー・ザ・ベスト
posted with amazlet at 09.01.31
ビリー・ジョエル
Sony Music Direct (2003-11-06)
売り上げランキング: 459
おすすめ度の平均: 5.0
5 思い出の1枚
5 ビリー・ジョエル入門にこちらを選びました
5 US盤には名曲オネスティが入っていません。
4 リマスターでまさかのミス…
5 どちらを選んでも問題なし


1月。とうとう最終日になってしまいましたが、今年期待されるアーティストは誰か、想いを巡らせてみました。

でも古いのばかりで、新しいのなんかほとんど聴いてないぞ?
いや、大丈夫。最近流行りの名盤何十周年という手ががある。
「1979年、グラミー賞」でググってみた。
ドゥービー・ブラザーズ "What A Fool Believes"。
マイケル・マクドナルド時代か。
ドゥービーはフェアウェルツアー取り上げちゃったしな。
最優秀アルバム、ビリー・ジョエル。これだ!

ん?待てよ。
去年ストレンジャー30周年出てなかったっけ?
ま、いいか。
ということで、『ニューヨーク52番街』 by ビリー・ジョエル。
...名盤とされているが、実はまともに聴いたことがない...
ならば洋楽入門の原点に戻って入門に最適な一枚『ビリー・ザ・ベスト』だあぁっ!

なんて長い前フリなんだ!

なんか疲れたなあ。じゃあこれで!

おいおい!
すいません、すっかり本編を忘れてしまうところでした(爆)。

我々の世代にとっては、洋楽と言えばビリー・ジョエル。
第一回でも書きましたが、洋楽を知らない人でもビリージョエルの名前だけは知っている。そんな存在なのです。

そしてそんな彼の全盛期を網羅したベストがこれです。
昨今のベスト盤ブームその大きな流れを作った一枚といっていいでしょう。
『ピアノ・マン』から『イノセント・マン』までの代表曲をすべて網羅した怒涛のヒットメドレー。
一曲選べと言われたら苦渋の選択だけど"Only The Good Die Young" かな。
その後近年の曲も交えたベストも出ていますが、何か足りない。と思ったらこの曲が入ってなかったし。
"Songs In The Attic" から "Say Goodbye To Hollywood" が収録されているのもうれしい!

筋金入りのビリー・ジョエルファンはいろいろ言いたいこともあるでしょうが、入門には最適な一枚と言っていいでしょう。
世に氾濫するベスト盤の中でも最高峰に位置する究極かつ至高の一枚。
『ビリー・ザ・ベスト』。
家宝ものです。


ググってみました
『eclipse的な独り言』
『毎日が夏休み!』


試聴はこちら

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2008年08月10日

"Live In London" The Beach Boys (1970)

Concert/Live in London
Concert/Live in London
posted with amazlet at 08.08.09
The Beach Boys
Capitol (2001-04-10)
売り上げランキング: 78785
おすすめ度の平均: 4.5
5 Live in Londonが最高
3 ライブ盤の良さが不足
5 元気になりたいときに聴いてます
5 全米NO.1に輝くアルバムです。
5 .


夏だ!海だ!ビーチボーイズだ!
しかもライブだあぁっ!

と来れば熱狂的なライブを想像する方多いと思いますが、その対局にあるといっていいでしょう。
The Beach Boys の "Live In London" です。

完成度は高いながらどこか冷めた感じで淡々とライブは展開されていきます。"Good Vibration" (当然この頃は『よい振動』なんて邦題ではありませんでしたが(笑))も完璧に再現。
圧巻はアカペラの "Their Hearts Were Full Of Spring"。よく聞けば間違いがわかるというようなコメントも自信の表れでしょうか。

いいライブです。本当にいいライブなんです。でも何かが足りない。。。

そう感じた人いませんか?
そう、バンドの核とも言えるブライアン・ウィルソンがいないんです(彼は心を病んでしまい、ツアーには出ていない時期が長かったようです)。

2in1のお買い得版では黄色い声援満載のサーフミュージック全盛期の'64年ライブとカップリングされていて、そのギャップも楽しめます。
ブライアン・ウィルソン抜きのもう一つのビーチ・ボーイズ。
夏の夜のクールダウンにいかがでしょうか?



ググってみました
『West Coast Rock』
『ROLLING BEAT BOYS』


試聴はこちら

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2008年07月19日

"After The Rain" Bellfire (2001)

アフター・ザ・レイン
ベルファイア
EMIミュージック・ジャパン (2001-10-24)
売り上げランキング: 69618
おすすめ度の平均: 5.0
5 超名盤!!!
5 Pop vocal group
5 アイルランドのコーラスグループ
5 爽やかな歌声が魅力です
5 何と言っても・・・ハーモニーが綺麗・・・(^_-)

CMで思い出したのですが、新車の名前ではありません。アイルランドから爽やかな歌声をお届けしましょう。ベルファイアのファーストアルバム、『アフター・ザ・レイン』です。

一曲目の『パーフェクト・ブリス』から爽快感溢れるサウンドが展開されます。
チープトリックやU2のカバーに加えて、なんと日本のヤイコのカバーまで!
極めてオーソドックスなポップスの中にさりげない選曲の妙が感じられます。

文字通り最高の至福のときを味わわせてくれる女声ハーモニー。
鬱陶しい季節に爽やかな風を運んでくれる清涼剤です。

ググってみました
『関心空間』


試聴はこちら (2曲しかなくて残念)

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2008年05月17日

"Shake Your Money Maker" The Black Crowes (1990)

Shake Your Money Maker
Shake Your Money Maker
posted with amazlet at 08.05.17
The Black Crowes
Sony (2007-11-13)
売り上げランキング: 73781


ご無沙汰しています。
いろいろあって、というと聞こえがいいですが、ルーズな性格の賜物で、一度途切れた糸をつなぎ直すのに長い時間を要しました。
不定期更新で、ボチボチ再開していこうと思います。

さて、復帰後初の更新は、最近ロックの殿堂入りも果たしたB'z!
...じゃなかったブラック・クロウズのデビュー作でいきましょう。

ガンズ・アンド・ローゼスの衝撃的な登場の余韻もさめやらぬ1990年、スゴいバンドがデビューしたとの噂が流れてきました。
しかしCDの解説は日本HM界の重鎮伊藤政則氏。私の好みとはちょっと違うかな?と思ったのですが、いろんな情報を集めるとやはり俺の好きそうな匂いがする。
そして手にしたそのファースト・アルバム...

期待に違わず彼らは本物だった!
乗っけからルーズなギターリフに思わずニヤリ。さりげなく絡んでくるピアノは彼らの敬愛するオールマン・ブラザーズ・バンドのチャック・リーヴェル。
新人バンドとは思えぬ風格は偉大なる先輩をして、
「こういうロックンロールを演るのに、君達は恐ろしく若い」と言わしめた。

バンドの核はボーカルのクリスとギターのリッチのロビンソン兄弟。よく聞く話ながら仲が悪いらしいですが、オアシス同様衝突の中から素晴らしい作品が生まれるのでしょうか。

個人的な話ですが、フロリダに旅行に行った時、彼らのツアーTシャツを着ていたら、
「ブラック・クロウズか、いいバンドだ」
と知らない外人のおじさんから声をかけられたのが忘れられません。

冒頭でも述べたように、本国ではロックの殿堂入りするほど人気のある彼らですが、日本では2ndまでは売れたものの、その後はあまり名前を聞かなくなりました。ジミー・ペイジともツアーに出るなど実力はお墨付きなのですが、セールスには直結しないのか。
そんな彼らのファーストにして最高傑作。聴いて損はありませんぞ。


関連記事
『まい・ふぇいばりっと・あるばむ』 → OZZYさん、いつもありがとう!
『Rock Junkheadz』
『music & music』


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ラベル:Black Crowes
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2007年11月11日

"The Way It Is" Bruce Hornsby & The Range (1986)

ザ・ウェイ・イット・イズ
ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジ
BMG JAPAN (2006/12/06)
売り上げランキング: 8871


ピアノマンつながりでもう一枚素晴らしいアルバムを紹介しましょう。
ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジの "The Way It Is" です。

ブルース・ホーンズビーは、ドン・ヘンリーの"The End Of The Innocence" なんかでも弾いているんですが、一発でわかる音と弾き方を持っているのがいいですね。ヒューイ・ルイスのアルバムへの参加も手伝って、当時は弟分的な宣伝をされていましたが、ブルース・ホーンズビー自身はジャズセンスも兼ね備えた、ちょっと毛色の違ったミュージシャンなんですね。

このアルバムはロックというかポップというか、耳馴染みのいい曲が並んでいます。アメリカの広大な大地をひた走るドライブ気分を味わえるスケールの大きさが魅力です。

タイトル曲が有名ですが、個人的には "Mandolin Rain" や "Every Little Kiss" あたりがすごく好きですね。特に後者のハーモニカの絡ませ方が最高です。

後楽園球場にヒューイ・ルイスの前座で初来日した時は、ブルース・ホーンズビーを見たくて行きました。ほとんどの人が当時人気絶頂のヒューイ・ルイスがお目当てで、ブルース・ホーンズビー?何じゃそりゃ?みたいな光景が残念でした。そういえば、後楽園のじゃないけどライブ盤も出ていて、それとあわせてよく聴いたことを思い出します。

バンドのセールス的には残念ながらこのファーストを超えることはできませんでしたが、先にも述べたように、ブルース自身は他のアーティストのアルバムにゲスト参加しているのをたまに見かけます。
このアルバムで聴かれるような、洗練された流れるようなピアノが聞こえてきたら、きっとそこには彼の名が...



ググってみました
『エコノ研究所』
『ねこのきくおと』
『Marさんは○○好き』


試聴はこちら


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ラベル:Bruce Hornsby
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2007年11月03日

"Ben Folds Five" Ben Folds Five (1995)

Ben Folds Five
Ben Folds Five
posted with amazlet on 07.11.03
Ben Folds Five
Caroline (1996/05/02)
売り上げランキング: 37360
おすすめ度の平均: 5.0
5 心地よいロック!
5 泣き虫ギターレスロック??
5 底抜けに明るい!


90年代に登場したピアノマン、ベン・フォールズ率いるトリオバンド、ベン・フォールズ・ファイブのデビュー盤です。

彼らの名前を初めて耳にしたのは、トレンディードラマ、ロングバケーションの中でした。クラブのDJ役の竹野内豊が今一番トレンディー(死語)なアーティストみたいな形で紹介していたのが最初だったと思います。
もう一つバンドの宣伝文句がギターレス・トリオバンドとなっていて、ギター好きな私には許しがたい存在だと思っていました。

そんなわけで「そんなもん聴けるかい!」と意地になって最初は聴かなかったのですが、セカンドアルバムが話題になっていた頃に、ふと聴いてみようかな、という気になったんですね。

したらこれがイイ!
で遡って聴いたファーストがもっとイイ!
もっと早く聴いときゃよかった!

ってなわけで今やベン・フォールズは私の中では最高のピアノマンの一人となっています。

このアルバムは、まさに勢いに満ちたスピード感あふれる展開が魅力ですね。
トリを飾る唯一のバラード"boxing"のなんとも切ない感じもたまりませんが。
中でも"Philosophy"に彼らの魅力が凝縮されてますね。流れるようなピアノのイントロに、唸りを上げるベースとドラムが絡む。どことなく素人っぽいコーラスもご愛嬌。ブルージーなセンスあふれるエンディングのピアノソロも素晴らしい。

エルトン・ジョン、ビリー・ジョエルへと受け継がれたロックピアニストの遺伝子は突然変異を遂げた?
帯のコメント「ニルヴァーナ・ミーツ・ビリージョエル」も言い得て妙。

残念ながらバンドは解散してしまいましたが、ベンはソロでバリバリに活躍中!
現代最高峰のロックピアニストのデビュー作、必聴てす。



ググってみました
『っふと・・・思う吾路規世舞ふ』
『たかぎふみのり魂のブログ』


試聴はこちら


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ラベル:Ben Fold Five
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2007年08月26日

"Live!Live!Live!" Bryan Adams (1989)

Live! Live! Live!
Live! Live! Live!
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Bryan Adams
A&M (1994/12/06)
売り上げランキング: 70946
おすすめ度の平均: 4.5
5 客との一体感が感じられる素晴らしいライブ
4 LIVE!LIVE!LIVE!
5 まさにブライアン全盛時のベストライブ


次いきましょう。
"Live!Live!Live!" ブライアン・アダムス二度目の登場です。

このライブの凄いところは、一回のライブを録ったものだということなんですね。一般にライブ盤はベストテイクを選りすぐったものが多く、一発録りは珍しいです。ノリを大事にしたのでしょうが、どのライブをとってもレコーディングに値する完成度がある、との自信の現れとも言えるでしょう。

大ヒットアルバム "Reckless" からの収録が多いですが、その前の "Cuts Like A Knife" からの曲もイイ感じでブレンドされてますね。
特に、"Best Was Yet To Come" から "Heaven" への流れるような展開は、このライブの絶妙なアクセントになっています。

ベルギーで5万人を集めたという人気絶頂での熱いライブ。最後の "Into The Fire" はオマケ的な要素が強いですが、アンコールのカバー2曲はロックンロール・パーティーの幕を下ろすにまさにふさわしい選曲。
ブライアンの熱きロック魂に満ち溢れた名作ライブを堪能しない手はないでしょう。



ググってみました
『StormBringer』
『まい・ふぇいばりっと・あるばむ』


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2007年08月21日

"Live 1975-85" Bruce Springsteen (1986)

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)
ブルース・スプリングスティーン
ソニー・ミュージックダイレクト (2005/07/20)
売り上げランキング: 9695


ライブ特集第2弾はライブと言えばこの人、ザ・ボスことブルース・スプリングスティーンのその名も"Live 1975-85" です。

CD3枚組だとそれほど驚かないかもしれませんが、これが出た当初はLP5枚組ですよ!
その当時ちょうどLPからCDへの端境期でどっち買おうか迷ったのですが、付属のブックレットのデカさにつられてアナログ盤にしてしまいました。今思えばやっぱりCDにしときゃよかったかなあ。

待てよ、ちょっと調べてみたら、最近の紙ジャケ復刻版は5枚組CDで曲の切れ目もオリジナルLP仕様に合っているだって!
これは買いだああっ!...でもちと高すぎ...

しかし、それにしてもこれはスゴいっすよ。10年間のライブの集大成みたいなもんですからね。
"Born In The U.S.A." までのまさに絶頂期のものなんですが、個人的には初っ端のサンダーロードにもう参ってしまいました。
ロイ・ビタンのピアノ伴奏だけでこれをやられちゃあ、もうたまりません。

彼のライブの目玉の一つ、デトロイト・メドレーが入らなかったのはとても残念でしたが、質、量ともに圧倒的。こんなライブ盤を出せるのは後にも先にもボスだけでしょう。
それでももっと聴きだい曲がいっぱいあるところが彼の凄さです。

キャリアの割に来日公演は少ないため、生のスプリングスティーンに触れたことのある方はホント貴重ですね。
見られなかった人も、彼のライブの片鱗に触れることのできる貴重な記録。
怒涛の3時間半40曲。これを聞かずしてロックのライブは語れない。



ググってみました
『||: フェルマータ :||』
『吹きすぎる風のように』


試聴はこちら


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ラベル:Bruce Springsteen
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2007年06月24日

"Reckless" Bryan Adams (1984)

Reckless
Reckless
posted with amazlet on 07.06.24
Bryan Adams
A&M (1990/10/25)
売り上げランキング: 39670


最近渋めのところが続いたので、軽快なロックチューンをお届けしましょう。
カナダの熱血青春野郎、またの名をカナダの森田健作(?)、ブライアン・アダムスの出世作『レックレス』です。

いやあ、これはまさに洋楽入門にうってつけじゃないですかね?
熱いんだけど耳馴染みがいいっていうか、ヒット曲も満載ですしね。

『想い出のサマー』にドキがムネムネ〜じゃなかった胸を焦がし、『ヘヴン』に涙し、『サムバディ』のギターリフをこぞってコピーした...
いつ聴いても一瞬であの頃に戻れる、リアルタイムで出会った貴重な一枚です。

理屈はいらない。聴けばわかる。
80年代ロックの決定版をぜひともご堪能あれ。



ググってみました
『ROCK野郎のロックなブログ』
『MUSIC CAFE♪』


試聴はこちら


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2007年06月14日

"Silk Degrees" Boz Scaggs (1976)

シルク・ディグリーズ(エクスパンディッド・エディション)
ボズ・スキャッグス
Sony Music Direct (2007/04/04)
売り上げランキング: 15453


若葉の頃から一気に梅雨入り(?)、個人的に雨のイメージの強い "We're All Alone" がトリを飾るボズ・スキャッグスの名盤中の名盤『シルク・ディグリーズ』を紹介しましょう。

前述の "We're All Alone" と "Harbor Lights" の2つのバラードがあまりにも有名ですが、もちろんそれだけではありません。
"Georgia", "Lowdown"、そしてバックを固めるTOTOらしさが遺憾なく発揮された、"Lido Shuffle" といったところも聴きどころの一つになっていると思います。

ボズ・スキャッグス、一度だけ生で見たことがあります。
ビリー・ジョエルなんかと一緒に東京ドームで公演があったのですが、外国人の熱狂的な女性ファンがボズの名前を連呼したのをよく覚えています。
逆に言うとその頃はあまり興味がなくて、それぐらいしか記憶に残ってなかったりして。
"We're All Alone" だけは覚えてますけど、今思うともったいないことしたな。

でも、このアルバムを聞けばその時の感動が甦る!

...わけないか。だって睡眠学習でしたから(爆)

いやしかしこれはいいですよ。
ああもったいないことしたな(2回目)。

でも潜在意識に刷り込まれているから、ま、いいか。



ググってみました
『883R :blog』
『♪♪ まいんど・げーむす ♪♪』


試聴はこちら


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ラベル:Boz Scaggs
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2007年06月01日

"Twenty-Two Hits Of The Bee Gees" Bee Gees (1996)

若葉のころ 〜ベスト・オブ・ビー・ジーズ
ビー・ジーズ
ユニバーサルインターナショナル (1996/05/17)
売り上げランキング: 21521


「洋楽ってかっこいい」
漠然としたイメージですがそう感じさせられた最初のアルバムには、『失われた愛の世界』というタイトルがついていました。
3人の男が写ったジャケット、意味深なタイトル。音を聞いたことのない小学生の私には、大人の世界という印象を強く持ちました。

それから十数年。ドラマの主題歌としてビージーズが使われるとは誰が予想したでしょうか?

個人的には『ステイン・アライウ゛』のディスコティックな印象が強かったのですが、初期のソフトな感じとのギャップが新鮮でした。
外見とイメージから想像した音楽性とは往々にして異なるものですが、ちょっと意表をつかれた感じがしました。
季節柄これを持ってきたのはもちろん『若葉のころ』があったからなのですが、『メロディー・フェア』がたまらなくいいですね。歌い出しのフレーズだけでグッときてしまいます。

愛の世界は失われても恋のメロディーは輝き続ける。若葉の頃にビージーズいかがでしょうか?

あれ?若葉の頃もう終わっちゃった?
今日は "First Of June" か(「欧米か!」)
ってことは1ヶ月遅れ?(「旧暦か!」)

...失礼しました m(__)m



ググってみました。
たまには映画関連やドラマ関連もいいかな?
『好きな映画』
『恋するドラマネーゼ』


試聴がないのでこちらへどうぞ(メロディーフェアがない!)


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ラベル:Bee Gees
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2006年08月25日

"Made in U.S.A." The Beach Boys (1986)

MADE IN U.S.A.
MADE IN U.S.A.
posted with amazlet on 06.08.24
ザ・ビーチ・ボーイズ
東芝EMI (1998/07/23)
売り上げランキング: 388,667


夏休みの終わりとともに、特別企画も終わりに近づいてきました。
今回は、夏には絶対外せないビーチボーイズです。

夏だ!海だ!!ビーチボーイズだ!!!
しかもベストだあぁっ!!!!!
(くりいむしちゅーのネタになるくらい思い切りベタベタやんけ)

ビーチボーイズ、一般的にはノーテンキなサーフミュージックのイメージがありますが、リーダーのブライアン・ウィルソンの突出した才能が生み出した後期のスタジオワークがマニアや評論家には高い評価を受けています。

でも『ペットサウンズ』をビーチボーイズの入門とするのはちと厳しいし、夏って感じでもないということで、ベストに落ち着きました。
代表曲は大体網羅されているし、持っていて損はないんじゃないでしょうか?

と思ったら、もうこれは廃盤なのかな?

じゃあ怒濤の30曲入りのコイツはどうだ!?

ジャケットがダサいし、曲順もメタメタな気もするが、安いし選曲としては悪くない。好きに並び替えるか、適当にシャッフルして聴いてくれ!

何かのアメリカ映画で、ビーチボーイズを聴いている登場人物が「ダセエ」って言われてる場面があったけど、ダサくてもいい。
何度でも言おう。
夏はやっぱりビーチボーイズだあぁっ!!!!!

乱文失礼しました。
試聴もこちらでどうぞ。



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2006年08月08日

"Kalik" Baha Men (1994)

カリック
カリック
posted with amazlet on 06.08.08
バハ・メン
イーストウエスト・ジャパン (1997/11/25)
売り上げランキング: 349,256


まだまだ続く夏休み特別企画。今流行のパイレーツ・オブ・カリビアン=カリブの海賊にちなんで(?)、カリブ海バハマ出身の陽気な7人組(当時)、Baha Menを紹介します。

これまでわりと万人向けと思われるものを紹介してきたのですが、今回はちょっと好みが分かれるのではないかと思います。
ラテン系のノリが好きな人には強烈におすすめしますが、そうでない人は「何じゃこりゃ?」と感じるかもしれません。
ただ一つ言えることは、誰が何と言おうと、私は Baha Men が大好きだということです。

どのアルバムにしようか迷ったのですが、やはり彼らがブレイクするきっかけとなった "(Just A) Sunny Day" と "Dancing In The Moonlight" の収録されたこの "Kalik" にしました。
この2曲はもちろんベストにも収録されている代表曲ですが、全体的にそれに劣らないクオリティの揃い佳作が揃っていると思います。
"(Just A) Sunny Day" にも参加した Lenny Kravitzによる推薦も彼らのブレイクに一役買っていました。

ジャケットを見るとちょっとふざけた感じで、買うのをためらったのですが、"Dancing In The Moonlight" がものすごく好きで、これが聴けるならもう他はどうでもいいやぐらいの気持ちで思い切って買ってみたら、これが大当たりでした。

ジャンカヌーと呼ばれるバハマの伝統音楽をベースに、コンピュータによる打ち込みやファンキーなリズムギターのカッティングが絡んだグルーヴ感がもうたまりません。

この後も、"Beach Baby", "That's The Way", "Kokomo" など毎年夏になると Baha Men の珠玉のカバーナンバーが巷を賑わせて、それを楽しみにしていたのを覚えています。
何と言っても彼らのカバー曲のアレンジセンスには目を見張るものがあります(ってオリジナルはほとんど知らなかったりして(汗))。

槇原敬之がラジオ番組で、"Dancing In The Moonlight" を「最高!」と絶賛していたり、山下達郎が彼らのLiveを見に行ったりしていることからも単なる陽気なカリビアンではないことはお墨付きです。

'99年にリードボーカルのニーアマイアが脱退してからは、私の心も Baha Men から離れていきましたが、その後もバンドとしては頑張って、"Who Let The Dogs Out" などのヒットも飛ばしています。

こちらで試聴できます(なぜか "(Just A) Sunny Day" だけ聴けない(涙))



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2006年06月10日

"The Ballad Collection" Boyz II Men (2000)

エンド・オブ・ザ・ロード~ボーイズIIメン・バラード・コレクション
ボーイズ2メン テリー・ルイス アメス・ハリス3 ショーン・ストックマン ネイザン・モリスブ L.A.レイド ベイビーフェイス ダリル・シモンズ フレディー・ペレン クリスティーン・ヤリアン
ユニバーサルインターナショナル (2004/06/02)
売り上げランキング: 9,907
おすすめ度の平均: 5
5 最高に泣けます
5 月並みですが・・・
5 一聞の価値あり!


1990年頃よく見ていたMTVは自分にとっていろんな名曲と出会った貴重な番組でした。
中でもたまにやるヒット曲を特集したベスト的な内容が大のお気に入りで、音だけテープに落としてよく聞いていました。
BOYZ II MENもそこで出会ったアーティストの一つです。

流れてきたのは「エンド・オブ・ザ・ロード」。
終盤の絶品のハーモニーに一発で虜になってしまいました。
この曲はエディ・マーフィー主演の『ブーメラン』という映画の主題歌で、全米13週ナンバーワンを記録した彼らの出世作です。

その後彼らは『メイク・ラブ・トゥー・ユー』(全米14週ナンバーワン)、マライア・キャリーとのデュエットによる『ワン・スウィート・デイ』(全米16週ナンバーワン)など立て続けにメガヒットを飛ばし、押しも押されぬR&Bコーラスグループの代表格となります。

そんな彼らのバラードヒットを完全網羅、オイシイとこ取りした日本独自の企画盤がこのCDです。

『グッドバイ・トゥー・イエスタデイ』や『イエスタデイ』などでアカペラで聴かせるハーモニーはまさに絶品。
こういうの聞いてるとアカペラやりたくなりますよね。鈴木雅之や山下達郎の気持ちがよくわかります。

『エンド・オブ・ザ・ロード』や『ベンデッド・ニー』の台詞のところがまた渋い。
日本語の歌だと曲の中の語りを聞いてると恥ずかしくなってしまうのですが、すんなり受け入れられるのも洋楽ならではでしょう。

彼らの魅力は、カバー曲も含めた楽曲の良さももちろんですが、完璧なコーラスワークとソウルフルなリードボーカルの絡みが、抑え気味のサウンドと絶妙にマッチしているところにあるのではないかと思います。

本物の歌唱力を是非ご堪能下さい。

こんな方にオススメ
・バラードが好きな人
・ハモリ、アカペラが好きな人
・ゴスペラーズが好きな人
・シャネルズが好きな人(爆)(知ってる人いる?)

こちらで試聴できます。



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2006年06月02日

"Songs In The Attic" Billy Joel (1981)

ソングズ・イン・ジ・アティック(紙ジャケット仕様)
ビリー・ジョエル
Sony Music Direct (2004/11/03)
売り上げランキング: 15,239
おすすめ度の平均: 5
5 最重要アルバム!
5 最高のアルバム(^_^)v


このブログを始めるにあたり、自分が初めて買った洋楽のレコードは何だったか思い出そうとしていました。はっきりとした記憶はないのですが、たぶんこれだろうというのに辿り着きました。

高校生だった私は、当然の如くレコードを買うお金がそれほどあるわけもなく、もっぱらレンタルレコード友&愛と中古レコードのディスクユニオンにお世話になっていました。

そのディスクユニオンに、廉価でリック・スプリングフィールドとともに多く在庫されていたのがこのアルバムでした。

当時洋楽を聞かない人でもビリー・ジョエルの名前を知らないものはないぐらい、出す曲は皆ヒット。
CMにもオネスティが使われたり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

そんな彼がそれらヒット曲ではなく、ブレイクする前の隠れた名曲にスポットを当てて、ライブで再現したのがこのアルバムです。
というわけで、いわゆる代表曲は収録されていないのですが、それがまた全体のまとまりにつながっていいような気がします。有名な曲が入っていると名前負けというか、どうしてもそっちに意識が行ってしまいますしね。

ビリー自身もこのアルバムをとても気に入っているようで、後のベスト盤にこの中から選曲されていることからもその様子がうかがえます。

流れるような旋律から、時には激しく叩きつけるような美しくも力強いピアノ、曲によって多彩な表情を見せるボーカル、まさにピアノマンの面目躍如、どれを取っても絶品です。

私の洋楽への傾倒のきっかけとなった重要な一枚です。

こんな人にオススメ
・ビリー・ジョエルという名を聞いたことがある
・ベストまたは何曲かのビリー・ジョエルのヒット曲なら知っている
・Sing Like Talking(佐藤竹善)が好き
このページを参照)

こちらで試聴できます



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