オーストラリアが生んだ最も成功したロックバンドの一つ、INXS(インエクセス)を紹介しましょう。
デビューは'80年、先に成功したメンアットワークがダウンアンダーな雰囲気を醸し出していたのに対し、インエクセスの洗練されたサウンドはサックスを効果的に使うなどより立体的なものに仕上がっています。その完成形とも言えるのがこの"KICK"でしょう。
ギターのカッティングが心地よい曲が多いです。マイケル・ハッチェンスのエモーショナルなボーカルも際立っています。"Need You Tonight / Mediate"のビデオが印象に残っています(You Tubeで見る)。
まさにこのアルバムは "New Sensation" だったと改めて感じさせられます。
この後のアルバム "X" も大ヒットしましたが、それをピークに次第にセールス的には低下。
そんな最中、マイケル・ハッチェンスがシドニーのホテルで自らの命を断ってしまうという衝撃的な出来事が。
バンドは存続の危機にたたされますが、新ボーカルを迎えて活動を続け、シドニー五輪にも登場。
彼らの姿を見た時は、懐かしさと違和感でなんとも複雑な気分でした。
最近ではテレビ番組でボーカルを公募したことでも話題になりました。
返す返すもマイケル・ハッチェンスの早逝が残念でなりません。
試聴もこちらからどうぞ。
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