タック・アンドレス
BMG JAPAN (1994/07/21)
売り上げランキング: 22957
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入門に最適な一枚から一転、その対局にあるとも言うべき、タック・アンドレスの登場です。
押尾コータローにも影響を与えた超絶テクのギタリストです。
初めてタック・アンドレスのギターを耳にしたのは、あのサンタナの代表曲『哀愁のヨーロッパ』をアコースティックギター一本で奏でるという仰天のカバーバージョンでした。これはものすごいカルチャーショックでしたねえ。
でも待てよ、この倍音に溢れたギターの音、どっかで聞いたことがある...
そう、同じサウンドでシンディ・ローパーの『タイム・アフター・タイム』をカバーしているのをラジオで耳にした記憶が蘇りました。紛れもなくタックのギターだったんですね。
その日から私のギターヒーローはタック・アンドレスとなり、タックアンドパティのアルバムを聞きあさりました。
そして出会ったのがこのソロアルバムというわけです。
いきなりマイケル・ジャクソンの "Man In The Mirror" をカバーするか???でぶっ飛び、"Over The Rainbow" から "If I Had A Brain" のオズの魔法使いメドレーに心を洗われる。
凄まじいテクニックを発揮しながらも、どこか暖かい響きを感じさせるギタープレイの連続。
止めはフリオ・イグレシアスの "Begin the Beguine" だあぁっ!
。
ギターを弾かない人でも、タダモノではない雰囲気だけは感じることができると思います。
それでありながら、単に技巧に走っているだけでは出せない味がある。
本人も「自分はリズムギタリスト」と言っている通り、歌の中でのギターっていうのを心得ていて、独特のリズム感を感じます。普段のタックアンドパティの活動でも、単に奥さんの歌の伴奏に止まらない才能を遺憾なく発揮。
やはりこの人はタダモノではない!
ギターが好きな人もそうでない人も、タック・アンドレスのギター・プレイに一度触れてみてはいかがでしょうか?
ググってみました。
マニアックな人が多くてうれしいです。
『ギターミニレッスンブログ〜sato's guitar experiments』
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ラベル:タック・アンドレス