2007年08月21日

"Live 1975-85" Bruce Springsteen (1986)

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)
ブルース・スプリングスティーン
ソニー・ミュージックダイレクト (2005/07/20)
売り上げランキング: 9695


ライブ特集第2弾はライブと言えばこの人、ザ・ボスことブルース・スプリングスティーンのその名も"Live 1975-85" です。

CD3枚組だとそれほど驚かないかもしれませんが、これが出た当初はLP5枚組ですよ!
その当時ちょうどLPからCDへの端境期でどっち買おうか迷ったのですが、付属のブックレットのデカさにつられてアナログ盤にしてしまいました。今思えばやっぱりCDにしときゃよかったかなあ。

待てよ、ちょっと調べてみたら、最近の紙ジャケ復刻版は5枚組CDで曲の切れ目もオリジナルLP仕様に合っているだって!
これは買いだああっ!...でもちと高すぎ...

しかし、それにしてもこれはスゴいっすよ。10年間のライブの集大成みたいなもんですからね。
"Born In The U.S.A." までのまさに絶頂期のものなんですが、個人的には初っ端のサンダーロードにもう参ってしまいました。
ロイ・ビタンのピアノ伴奏だけでこれをやられちゃあ、もうたまりません。

彼のライブの目玉の一つ、デトロイト・メドレーが入らなかったのはとても残念でしたが、質、量ともに圧倒的。こんなライブ盤を出せるのは後にも先にもボスだけでしょう。
それでももっと聴きだい曲がいっぱいあるところが彼の凄さです。

キャリアの割に来日公演は少ないため、生のスプリングスティーンに触れたことのある方はホント貴重ですね。
見られなかった人も、彼のライブの片鱗に触れることのできる貴重な記録。
怒涛の3時間半40曲。これを聞かずしてロックのライブは語れない。



ググってみました
『||: フェルマータ :||』
『吹きすぎる風のように』


試聴はこちら


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ラベル:Bruce Springsteen
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2007年08月14日

"Electric Folklore Live" The Alarm (1988)



夏だ!海だ!ライブだ!
どーゆー展開やねん?

ということで、8月もはや半ばに達しようとしていますが、しばし夏のライブ特集をお届けしましょう。

第1回は The Alarm の "Electric Folklore Live" です。

アラームはウエールズ出身の4人組です。音楽性とバンドの構成からU2の弟分的な扱いをされ、一般的な知名度でも彼らに差をつけられていますが、熱いスピリットを持った個人的には好きなバンドです。

このライブ盤6曲しか入ってなく、収録時間も短いですが、完成度は高いですよ。
客席の熱気も最高潮!ライブならではの語りも英語なら恥ずかしくないぜ!

どの曲も捨てがたいですが、強いて一曲選ぶとしたらやはり "Spirit Of '76" ですかね。バンドの原点とも言うべき内容ですし、スタジオ・バージョンより気持ちが伝わってきます。

最後の "Blaze Of Glory" の合唱で終わるところも感動的です。

アラーム・スピリット炸裂!ライブバンドの実力を存分に発揮した入魂の一枚。聞いて損はないですよ。



アラーム好きな人いましたよ
『俺のCD棚にあるCDを着々と記載していくblog』
『夢想幻想』


試聴はこちら
↑最近出てるのは曲数が増えてるみたいですね。
いいんだか悪いんだか...


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ラベル:The Alarm
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2007年08月05日

"She's So Unusual" Cyndi Lauper (1983)

She's So Unusual
She's So Unusual
posted with amazlet on 07.08.05
Cyndi Lauper
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『タイム・アフター・タイム』が出たら、やはり本家本元に触れないわけにはいかないでしょう。シンディ・ローパーのデビュー作 "She's So Unusual" です。

80年代半ばに登場したシンディ・ローパー、ちょうどマドンナと同時期に売れ始めたため、比較されることも多かったですが、アイドル的人気のマドンナに対して、キワモノっぽいルックスと高い音楽性が魅力でした。
日本を代表するギタリストCHARにもバンド参加のオファーを出した(断られた)ことからも、純粋にいい音楽を追求する姿勢が垣間見えます。

この頃のシンディはまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。シングルカットされた曲は皆ヒット。
でも実は私が聞きたくなったのはしばらくしてからのこと。大好きなフーターズがアルバムに参加していると知ってからなんですね。
随所に聞こえるフーターズらしいサウンドがうれしかったですね。
セカンドアルバムも秀作ですがフーターズファンとしてはやはりファーストに一票。

その後の人気ではマドンナに水をあけられた感もありますが、"Girls Just Wanna Have Fun" のセルフカバー "Hey Now" をヒットさせて話題になりました。

個人的にはまだまだ頑張って欲しいアーティストの一人です。



ググってみました
『Husky's Cafe MUSIC』


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2007年07月15日

"Reckless Precision" Tuck Andress (1990)

虹の彼方に
虹の彼方に
posted with amazlet on 07.07.15
タック・アンドレス
BMG JAPAN (1994/07/21)
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入門に最適な一枚から一転、その対局にあるとも言うべき、タック・アンドレスの登場です。
押尾コータローにも影響を与えた超絶テクのギタリストです。

初めてタック・アンドレスのギターを耳にしたのは、あのサンタナの代表曲『哀愁のヨーロッパ』をアコースティックギター一本で奏でるという仰天のカバーバージョンでした。これはものすごいカルチャーショックでしたねえ。
でも待てよ、この倍音に溢れたギターの音、どっかで聞いたことがある...
そう、同じサウンドでシンディ・ローパーの『タイム・アフター・タイム』をカバーしているのをラジオで耳にした記憶が蘇りました。紛れもなくタックのギターだったんですね。

その日から私のギターヒーローはタック・アンドレスとなり、タックアンドパティのアルバムを聞きあさりました。
そして出会ったのがこのソロアルバムというわけです。

いきなりマイケル・ジャクソンの "Man In The Mirror" をカバーするか???でぶっ飛び、"Over The Rainbow" から "If I Had A Brain" のオズの魔法使いメドレーに心を洗われる。
凄まじいテクニックを発揮しながらも、どこか暖かい響きを感じさせるギタープレイの連続。
止めはフリオ・イグレシアスの "Begin the Beguine" だあぁっ!

ギターを弾かない人でも、タダモノではない雰囲気だけは感じることができると思います。
それでありながら、単に技巧に走っているだけでは出せない味がある。
本人も「自分はリズムギタリスト」と言っている通り、歌の中でのギターっていうのを心得ていて、独特のリズム感を感じます。普段のタックアンドパティの活動でも、単に奥さんの歌の伴奏に止まらない才能を遺憾なく発揮。

やはりこの人はタダモノではない!

ギターが好きな人もそうでない人も、タック・アンドレスのギター・プレイに一度触れてみてはいかがでしょうか?



ググってみました。
マニアックな人が多くてうれしいです。
『ギターミニレッスンブログ〜sato's guitar experiments』
『ジャズギター CD コレクション』
『First Descent blog』


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2007年06月24日

"Reckless" Bryan Adams (1984)

Reckless
Reckless
posted with amazlet on 07.06.24
Bryan Adams
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最近渋めのところが続いたので、軽快なロックチューンをお届けしましょう。
カナダの熱血青春野郎、またの名をカナダの森田健作(?)、ブライアン・アダムスの出世作『レックレス』です。

いやあ、これはまさに洋楽入門にうってつけじゃないですかね?
熱いんだけど耳馴染みがいいっていうか、ヒット曲も満載ですしね。

『想い出のサマー』にドキがムネムネ〜じゃなかった胸を焦がし、『ヘヴン』に涙し、『サムバディ』のギターリフをこぞってコピーした...
いつ聴いても一瞬であの頃に戻れる、リアルタイムで出会った貴重な一枚です。

理屈はいらない。聴けばわかる。
80年代ロックの決定版をぜひともご堪能あれ。



ググってみました
『ROCK野郎のロックなブログ』
『MUSIC CAFE♪』


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2007年06月14日

"Silk Degrees" Boz Scaggs (1976)

シルク・ディグリーズ(エクスパンディッド・エディション)
ボズ・スキャッグス
Sony Music Direct (2007/04/04)
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若葉の頃から一気に梅雨入り(?)、個人的に雨のイメージの強い "We're All Alone" がトリを飾るボズ・スキャッグスの名盤中の名盤『シルク・ディグリーズ』を紹介しましょう。

前述の "We're All Alone" と "Harbor Lights" の2つのバラードがあまりにも有名ですが、もちろんそれだけではありません。
"Georgia", "Lowdown"、そしてバックを固めるTOTOらしさが遺憾なく発揮された、"Lido Shuffle" といったところも聴きどころの一つになっていると思います。

ボズ・スキャッグス、一度だけ生で見たことがあります。
ビリー・ジョエルなんかと一緒に東京ドームで公演があったのですが、外国人の熱狂的な女性ファンがボズの名前を連呼したのをよく覚えています。
逆に言うとその頃はあまり興味がなくて、それぐらいしか記憶に残ってなかったりして。
"We're All Alone" だけは覚えてますけど、今思うともったいないことしたな。

でも、このアルバムを聞けばその時の感動が甦る!

...わけないか。だって睡眠学習でしたから(爆)

いやしかしこれはいいですよ。
ああもったいないことしたな(2回目)。

でも潜在意識に刷り込まれているから、ま、いいか。



ググってみました
『883R :blog』
『♪♪ まいんど・げーむす ♪♪』


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ラベル:Boz Scaggs
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2007年06月01日

"Twenty-Two Hits Of The Bee Gees" Bee Gees (1996)

若葉のころ 〜ベスト・オブ・ビー・ジーズ
ビー・ジーズ
ユニバーサルインターナショナル (1996/05/17)
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「洋楽ってかっこいい」
漠然としたイメージですがそう感じさせられた最初のアルバムには、『失われた愛の世界』というタイトルがついていました。
3人の男が写ったジャケット、意味深なタイトル。音を聞いたことのない小学生の私には、大人の世界という印象を強く持ちました。

それから十数年。ドラマの主題歌としてビージーズが使われるとは誰が予想したでしょうか?

個人的には『ステイン・アライウ゛』のディスコティックな印象が強かったのですが、初期のソフトな感じとのギャップが新鮮でした。
外見とイメージから想像した音楽性とは往々にして異なるものですが、ちょっと意表をつかれた感じがしました。
季節柄これを持ってきたのはもちろん『若葉のころ』があったからなのですが、『メロディー・フェア』がたまらなくいいですね。歌い出しのフレーズだけでグッときてしまいます。

愛の世界は失われても恋のメロディーは輝き続ける。若葉の頃にビージーズいかがでしょうか?

あれ?若葉の頃もう終わっちゃった?
今日は "First Of June" か(「欧米か!」)
ってことは1ヶ月遅れ?(「旧暦か!」)

...失礼しました m(__)m



ググってみました。
たまには映画関連やドラマ関連もいいかな?
『好きな映画』
『恋するドラマネーゼ』


試聴がないのでこちらへどうぞ(メロディーフェアがない!)


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ラベル:Bee Gees
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2007年05月19日

"Covers & Rare" Aztec Camera (1994)

CoversAndRare.jpg

ついにZまできました。
途中インチキ(?)もありましたが、最後も苦しい展開。
辞典的にやるとZZTOPぐらいしか出てこないのですが、ヴァン・ヘイレンつながりで、"JUMP"をこんなにも変えられるのか、アズテックカメラのカバーバージョンをご紹介しましょう。

ヴァン・ヘイレンの"JUMP"、言わずと知れたロックスタンダードですね。
シンセバリバリの一度聞いたら忘れないインパクトあるイントロ、エディ・ヴァンヘイレンの魅力が詰まったギターソロ...。
ロックテイスト溢れるこの曲をこんなアレンジでカバーするとは誰が予想できたでしょうか?
と思いきや後半でがらりと変わる展開は聴くものを異次元へと引き込んでいきます。
奇才ロディ・フレイムが織り成す独自の世界。
百読は一聴にしかず。軽快に跳べないジャンプ、ぜひ聴いてみてください。



残念ながら試聴できるページは見つかりませんでした


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ラベル:aztec camera
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2007年04月30日

"Eat 'em and Smile" David Lee Roth(1986)

イート・エム・アンド・スマイル
デヴィッド・リー・ロス
ワーナーミュージック・ジャパン (1997/12/15)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 超ロック!
5 これはすごい!
5 ベーシストもギタリストもヴォーカリストも満足


AtoZ形式も終盤にさしかかってきました。
XYZから始まるバンドがないわけではありませんが、ちょっと苦しくなっていますね。
相原コージの苦悩が手に取るようにわかります。

曲名でいきます。その名も、

『ヤンキー先生!』(親学はいただけないぞ!)

じゃなかった

"Yankee Rose"

デイヴ・リー・ロス言わずとしれたヴァン・ヘイレンのリードボーカルとして活躍してきた人ですが、脂の乗り切った時期に突如バンドを脱退。ソロとしてのファーストフルアルバムがこれです。そしてその一曲目を飾るのがこの"Yankee Rose"なわけです。
のっけからデイヴの語りとスティーブ・ヴァイのギターとの掛け合いが面白い。その後のロック調の展開ももちろんいいのは言うまでもないですね。
続くシャイ・ボーイなどに見られるベースのビリー・シーンとスティーブ・ヴァイの超絶テクも圧巻です。

そして、このアルバムの最後を飾るのはなんとフランク・シナトラのカバー。
この前にリリースされたミニアルバムのビーチ・ボーイズのカバーに続いて遊び心満載ながら、単なるパロディに終わらないところに彼の神髄があるのでしょう。

次のアルバムでも、『まるっきりパラダイス』を大ヒットさせましたが、ビリー・シーンの脱退などによって人気にも陰りが見え始め、徐々に存在感を失っていきます。
ヴァン・ヘイレンは新ボーカリストにサミー・ヘイガーを迎え、それなりに人気を保っていたのと対照的ですね。

しかしここにきてヴァン・ヘイレンがデイヴのボーカルで再結成との話が。やはりデイヴの存在感は圧倒的。

そのカリスマ性を体感するならやはりコレ。当時のいまどきのコドモも必携の一枚をゼヒ。


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ラベル:David Lee Roth
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2007年04月03日

"Pornograffitti" Extreme (1990)

Extreme II: Pornograffitti
Extreme II: Pornograffitti
posted with amazlet on 07.04.03
Extreme
A&M (1990/07/19)
売り上げランキング: 59892


ポルノグラフィティという日本のバンドがありますね。そのバンド名を初めて耳にした時、「なんてセンスの悪いネーミングなんだ」と思ったのですが(ファンの方失礼)、もしかしてここから戴いたのかと感じたアルバムがこれです。
Extremeの "Pornograffitti"。

私のようなアコギ好きには堪えられない超有名曲 "More than words" を聴きたくてこのアルバムにたどり着いた人も結構いると思いますが、そんな曲ばかりだと思ったら大間違い。全編に渡ってヌーノ・ベッテンコードのトンガったギターが炸裂!
れっきとしたロックアルバムです。
個人的には、タイトル曲のようなファンキーなギターのカッティングが好きですね。

いろんな意味で期待を裏切られる一枚。
ポルノ好き(かなりアブナい響きですな)な方も一度手に取ってみてはいかがでしょうか?



ググってみました
『音楽の杜』


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ラベル:Extreme
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