Nervous Night
posted with amazlet on 06.09.10
The Hooters
Columbia (1990/10/25)
売り上げランキング: 60,644
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長かった夏休みも終わりを告げ、新学期が始まりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
ってだいぶ経ってますけど、気を取り直して今日からまた通常モードA-Zの続きから再開です。
"H"な今回は、満を持してHooters(フーターズ)の登場です。
フーターズは一般の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、'85年のライブエイドではオープニングアクトも務めた実力派のバンドです。有名なところでは、シンディー・ローパーのデビューアルバム ( "She's So Unusual") に参加しており、名曲『タイム・アフター・タイム』も共作しています。
フーターズの特徴は、一見(一聴?)80年代のシンセサイザーとギターサウンドなのですが、フーター(ピアニカ!)やマンドリンといったロックとは縁遠いような楽器を効果的にフィーチャーするとともに、随所にレゲエのリズムを取り込んで、個性的なサウンドを作り出しているところにあります。
バンドのフロントマンであるロブ・ハイマンとエリック・バジリアンのハモリを中心としたコーラスもまた素晴らしい。
言葉だけで彼らの魅力を伝えることは難しいとは思いますが、とにかくフーターズが大好きなんです。
その昔、弾き語りでライブハウスのオーディション受けた時も、好きなアーティスト欄にしっかりと「フーターズ」と書いたぐらいですから(落ちましたが(爆))。
メジャーデビューアルバムである "Nervous Night"(邦題『眠れぬ夜』(オフコースぢゃないよ))は、マンドリンとフーターによるイントロからノリノリのダンスチューンに突入する "And We Danced"、その勢いを保ったまま軽快なナンバー "Day By Day" へ。
ファーストアルバムらしいイキの良い曲が次々に展開されていきます。
もちろんそれだけではありません。
レゲエのリズムに個性的なサウンドが展開されるデビュー曲の "All You Zombies" が独自の世界へ引き込みます。
"Where Do The Children Go" ではゲストボーカルのパティ・スマイスを交えて、メッセージ性の強いナンバーをじっくりと聴かせてくれます。
そしてアルバムは、シャウトから始まる "South Ferry Road" で再び勢いを取り戻し、最後の "Blood From A Stone" まで一気に駆け抜けて終わります。
この後、バンドはよりアコースティックな音を前面に出す方向へと進化していきます。(続く)
こちらで試聴できます。
P.S. 自分の周りにはフーターズ好きな人ほとんどいないんですが、ネットで検索かけると嬉しいことに良さがわかる人がいるんですね。
興味のある方、こちらもご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/superozzy5/archives/50376750.html
http://ethan1173.cocolog-nifty.com/cm/2006/06/nissanpresage_cb32.html
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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